20180331

交差点みたい


「私に染み込んでいる北方のシャーマニズム」が「鉛筆の」先から時折滲み出す事がある。私に巫女(イタコ)の自覚はないし、そんな能力などないので驚く。その驚きで画面が揺れてまた新しい絵が顔をだす。それを留めようと線を走らせる。もとの線、滲み出した線、新しい絵の記憶を留めようとする線。私の絵は交差点みたいだ。何かが飛び交い何かが衝突し、何かが重なる。「何を描いているの?」と尋ねられることが多いですが「私にしか見えない光や映像の交差点」もっと正確に言うと「描いている時に限って見える先祖の記憶だったり、今日の空の匂いの重なり合い」だったりします。それが質問への答えになっているかは分りませんが。

Photo Arata Muranaka